便秘解消法で弛緩性便秘の対策方法
女性に便秘が多いというのは、腹筋力が弱いからという理由があります。
最近男性も便秘に悩む人が多くなっていますが、腹筋が弱くなっているのかもしれません。
腹筋力が弱くなかなか便を排出できないこのタイプは、弛緩性のものといわれ、女性、また高齢者にも多い便秘です。
特徴としてはコロコロ水分量が少ない便が出る、お腹がはって苦しい、肌が荒れるなどがあり、一般的に日本人に最も多い便秘といわれています。
大腸の蠕動運動によって便を排出するのですが、筋力が低下してしまうこと、いわゆる弛緩してしまう事で蠕動運動がしっかり行われなくなり、便が出せない状態となっていきます。
また、加齢とともに内臓が下に垂れてくると腸の弛緩が進みやすいとも言われています。
最近は若い女性の中にも弛緩性便秘に悩む方が多いのですが、ダイエットの影響で筋力が弱くなってしまい、弛緩性便秘になってしまうという事も多くなっているようです。
こうした弛緩性便秘の場合、水分をたくさん接取し、便が腸内を移動しやすい状態を作ってあげることが望ましいと言えます。
病院でしっかり治療してもらうことが便秘解消につながりますが、市販薬を利用する場合、機械性下剤、つまり水分量を調節してくれる便秘薬を利用すると便秘解消になります。
ただ根本的な解決にはなりませんので、水分をしっかり大目に取る、野菜をたくさん取る事と、筋力をつけるために腹筋などを行っていくことも必要です。